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深夜の大騒ぎ(2021年10月22日~23日)

ひょう太くんのお散歩はどんどんエスカレートし、最初はお庭の中だけ短い時間で済んでいたのですが、だんだん広範囲に行くようになりました。しかし途中で物音がしたり人が近づいてきたりすると驚いてパニックを起こし逃げようとしてリードから体がすり抜けそうになりました。
そうなるとすぐに抱きかかえて家に戻るのですが、しばらくするとまた玄関で鳴いて要求するので、可哀想になって言われるままお散歩に付き合っていました。
そのうち裏山の崖のほうに興味を示し、フェンスを乗り越えようとし始めました。そんなところはとてもついていけなので引き戻しましたが、どうやら自分のかつてのテリトリーを思い出させてしまったようでした。

そして、この日は夜になっても再三鳴いて要求し、あまりにもうるさいのでケージに入れたのですが、するとケージを開けようとガタガタ騒ぎ、そのうち手を伸ばして私の布団を引き寄せてきたのです。

その為、布団に手が届かないようにケージの向きを変えてそのまま寝ようとしたのですが、ひょう太くんの雄叫びは止みません。こうして明け方近くまでケージを開けようと暴れ大声で叫び続けました。こんなことは今まで一度もなかったのに。ずっと野良ちゃんとは思えないほど素直で聞き分けが良かったのに・・・。
豹変してしまった姿に、私はひょう太くんを外に出してしまったことを激しく後悔しました。
ひょう太くんの好きなようにさせてあげたいと思ってしたことなのに、結局はひょう太くんを苦しめてしまうことになるとは。

こうして一晩中鳴き続けたひょう太くんは、翌日はまるで別猫のように大人しくなり、私の呼びかけにもあまり反応しなくなりました。「昨日の事、きっと怒っているんだな」と思いましたが、一晩中鳴いて疲れているはずなのにご飯も全く食べてくれません。昨日までは割と順調に食べてくれていたのに・・・。

そこでふと気になったので、体重を計ってみました。
すると・・・、2,8㎏しかありません。また100g減ってしまいました。ここ数日で運動量が増え、更に昨晩は夜通し鳴いて無駄に体力を消耗させてしまったに違いありません。
せっかく順調に体重が増えて喜んでいた矢先に、なんてことをしてしまったんだろう・・・。

結局この日はペースト状のフードを昼と夜に1パウチずつ強制給餌しました。落ちた体重分を何とか取り戻したい、その一心で、イヤイヤしても逃げ出しても決めた量が無くなるまで給餌し続けました。
(後日診療所の先生に、いきなり沢山強制給餌すると、その後突然食べなってしまうことがあるので、ゆっくり少しづつやって下さいと言われてしまいました119.png

深夜の大騒ぎ(2021年10月22日~23日)_e0130540_23295531.jpg
点滴しながらスヤスヤ寝てしまいました。

この日の夜は、玄関でしつこく鳴くこともなく、翌朝までずっと大人しく寝てくれました。これでもうお外への執着は無くなってくれることを願うばかりでした。

深夜の大騒ぎ(2021年10月22日~23日)_e0130540_23295866.jpg
この日からケージには入れず、部屋で自由にさせることにしました。私のお布団に潜って寝ていることが多いです。


# by keitycat | 2021-10-28 23:45 | ひょう太闘病記録

プロネフラとFCVリキッド(2021年10月21日)

この日、注文していたサプリが届きました。

プロネフラとFCVリキッド(2021年10月21日)_e0130540_01320331.jpg
リン吸着剤の「プロネフラ」と、鉄分とビタミンB群補給の「FCVリキッド」です。
リン吸着剤は、最初に使ってみた「カリナール・コンボ」が少々使いにくかったので(フードに混ぜても食べてくれないので)、まだ使い終わっていませんが買い換えました。

この「プロネフラ」、もう滅茶苦茶使いやすいです113.png付属の専用シリンジが優れモノで、セットしてから経口投与まで30秒もあれば終わってしまいます。これは単体で1日2回投与しています。

FCVリキッドは、貧血が進んでいるので少しでも足しになればと思って購入しましたが、腎性貧血の場合は、これを単独で使っても効果はないとの書き込みを見たので、あまり効果は期待できなさそうです。(造血ホルモン剤注射と併用する必要があるようですが、恐らく血液検査をしないと打ってもらうことはできないと思われ、もうこれ以上体に負担になることは止めたので注射は諦めています)
このリキッドはやや甘い味がして、dフラクションも同じく甘みがあるので、これら2種を一緒にペースト状の高カロリーフードを混ぜて強制給餌で与えています。(サプリを下さったAさんのおススメ)
ミルク味の「エナジー500」と合わせると結構おいしいようで、ひょう太くんは嫌がりながらも吐き出したりせず食べてくれます。
ちなみに「エナジー500」はお湯で溶くときにあまり緩すぎないほうが良いです(緩いと口から垂れてしまうので)
あと溶かす時どうしてもダマになってしまうので、私はモロゾフのプリンの空き瓶に入れて100均のミニクリーマーで溶いています。こうするとキレイに混ざります。これをシリンジで吸い取ります。

プロネフラとFCVリキッド(2021年10月21日)_e0130540_01320850.jpg
お庭に出ると、あちこちに溜まったお水を飲みたがります。先日雨上がりの日に外に出たら、アスファルトや浄化槽の蓋の窪みに溜まった雨水を一生懸命飲んでいました。野良時代はそうやって水分補給していたんですね。真夏はあまり水も飲めなくて辛かっただろうと思います。


# by keitycat | 2021-10-28 00:20 | ひょう太闘病記録

お散歩で体重減少?(2021年10月19日~20日)

19日も食欲は安定し、お気に入りのドライを前日に続きトータルで50gくらい食べてくれました。でも本当はこれ以上もっと食べて欲しいのですがなかなか増えません。ひょう太くんはお口の状態が悪いので、食べるときにフードが引っかかるとそれを取ろうとしてなのか首を降り、そうするとフードがあちこちに散乱します。食べるスピードも遅く、10分位かけて食べているのに10gくらいしか減りません。一度にたくさんは食べられないので、一日に何回もちょこちょこ食べるという感じです。
一方、カリナールコンボを投与する必要があるので、これにペースト状のフードが本来加わるのですが、そこそこ食べてくれている時にはどうしても強制給餌する気が失せてしまい、結果サプリは投与できないことが多く、これが悩みの種になっていました。
出来ればフードに混ぜなくても済む、少量で液状のものがベストで、何かいいものがないか時間があればネットで検索していたところ、良さそうなサプリが見つかったので注文しておきました。

お散歩で体重減少?(2021年10月19日~20日)_e0130540_01173953.jpg
ひょう太くんはこの日も朝から散歩に出たいとせがみ、午前中とお昼に少しだけリードを付けてお庭を散歩しました。
夜、玄関先にやってきたトラちゃんと再び会いましたが、前回同様シャーと威嚇。
この日は一日よく食べてよく動いてよく眠るというまるで健康優良児になったようなひょう太くんでした。
このまま体重が増えて、ますます元気になりますようにと祈りながら眠りにつきました。

翌20日は、いったん治まっていた嘔吐が再び始まりました。この日は珍しく、胃液ではなく未消化のフードをケージの中で戻していました。

その後もお昼前に胃液を嘔吐。
それなのに外に出たいと鳴いて要求するので、リードを付けて外へ。今までは庭から先へ行かなかったのに、道路を超えて向かいの公園広場まで行き、枯れた草をかじっていました。
その後も再び玄関先で嘔吐。
手持ちの抗生剤が尽きたこともあって、相談がてら夕方診療所へ薬をもらいに行ってきました。

そして、前回ガスターとプリンペランで食欲が低下してしまったのであれば、今は嘔吐しても食欲があるのならば薬は止めてもうしばらく様子をみましょうという事に。

その夜、気になって体重を計ったら、2.9㎏に。なんと200gも減っていたのです。補液前という事もあったのですがこれにはショックでした。これまでケージ生活であまり動くことがなかったのに、急に家の中を歩き回ったり、お散歩に出るようになって消耗してしまったのでしょうか?
沢山歩くことで筋力UPになればと思っていたのですが、想定外の体重減少にかなりショックを受けました161.png

お散歩で体重減少?(2021年10月19日~20日)_e0130540_16345747.jpg
ハルちゃんはひょう太くんが気になって毎日部屋を覗きに来ますが、全く仲良くなる気配はありません。
私がひょう太くんにかかりっきりになっていることも気に入らないのでしょう。
男の子はやきもち焼きですね119.png


# by keitycat | 2021-10-26 01:23 | ひょう太闘病記録

嘔吐対策の薬(2021年10月16日~18日)

連続して嘔吐する以外は、比較的体調が良さそうでしたが、やはり気になるので診療所の先生に電話相談したところ、お薬を出してもらえることになったので16日に受け取りに行きました。ひょう太くんは同行せずお家でお留守番です。検査など特別なことがない限り、無駄にストレスを与えないようにする為です。

そもそもひょう太くんの場合、当初から状態が悪かったので、もう積極的な検査や治療を行ってもあまり意味がないのと、通院で消耗させるよりも、好きな食事や自宅輸液で生活の質を上げて残りの猫生を穏やかに過ごさせてあげたいという希望で、この診療所を選び治療方針を決めました。
とはいうものの、あれこれサプリを投与したり、カロリー摂取の為に強制給餌したりと、ひょう太くんが嫌がることも実際しているので、それほど穏やかではないのかもしれませんが・・・。

診療所で出された薬は、
・ガスター→胃酸を抑える
・プリンペラン→消化管運動を改善

この2種類でした。

早速その日の夕方投薬しましたが、その日はそれ以降食欲が落ちてしまい、翌朝も胃液を嘔吐。
しばらくしてドライフードを少し食べましたが、その後ひょう太くんは外に出たいと言って玄関先やリビングの履き出し窓の前でずっと鳴き続けるようになりました。
昨晩、少しだけお外のトラちゃんに会わせたことで、外への興味が膨らんでしまったのでしょう。
そしてひょう太くんが鳴くときに口元がわなわなと震えるような動作をするのが少し気にかかりました。

そして17日の午前中にも嘔吐用の薬を投与しましたが、やはり同じように元気がなくなり、その日は深夜まで好きなドライフードも全く受け付けなくなりました。
仕方なくミルメル(高栄養ペースト)にカリナールコンボを入れたものを20mlほど強制給餌したのですが、あまりにも急激に衰弱する姿に恐ろしくなって、深夜とっさの判断でいったん止めていた抗生剤を再び投与したのでした。

嘔吐対策の薬(2021年10月16日~18日)_e0130540_23381160.jpg
翌18日は、朝から外に出たいと玄関先で弱弱しく鳴き続けるので、昔りっちゃんのお散歩用に使っていたリードを付けて、庭先を散歩させてみました。すると嬉しそうに飛び出し、すぐに玄関先のお水を飲み、アプローチを軽快に歩き、門柱で顔をスリスリしていました。でも道路から先へは行かず、しばらくすると自分から玄関に戻りました。

それで少し気分が良くなったのか、はたまた抗生剤が効いたのか、その日はお気に入りのドライフードを50gも食べてくれたのでした。やはり食べてくれることが何よりも嬉しいので、本当にホッとしました105.png
そして嘔吐用の薬はしばらく止めて様子を見ることにしたのでした。
嘔吐対策の薬(2021年10月16日~18日)_e0130540_23381455.jpg
三ツ星グルメ→シーバ→懐石 と好みが変わって、今はCOMBOプレゼント(左上)がお気に入りです。一応腎臓に配慮したフードになってます。他のはまだ残っているのに全く食べてくれません145.png

嘔吐対策の薬(2021年10月16日~18日)_e0130540_23380794.jpg
ベッドでくつろぐひょう太くん。
私が留守にする時以外はずっとケージから出して自由にさせています。


# by keitycat | 2021-10-26 00:06 | ひょう太闘病記録

サプリ追加と部屋からの開放(2021年10月10日~15日)

10月10日からは、Aさんから分けて頂いたサプリの中から、免疫力UP効果の「dフラクション(マイタケエキス)」、殺菌力が強く抗生剤の代わりになる「コロイダルシルバー」を新たに投与開始しました。どちらも液体でしかもほんの少量で済むので直接経口でも負担が軽くて済みます。
ネットで検索すると、これで病気の猫が劇的に回復したというレビューがたくさんありました。

猫に与える前に、まず自分で味見してみましたが、「dフラクション」は甘みがあって美味しいし、「コロイダルシルバー」に関しては無味無臭でした。それもそのはず、後で調べるとどれも人間用にも出回っているサプリで、コロナ禍の今、人への需要が高まっているようでした。

ただ、ペット用で買おうとすると、どちらもなかなかのお値段です。
そこで試しにいつも自分用のサプリを買っているiherbで探してみたところ、人間用ですがちゃんとあるではないですか~113.pngしかもレビューを読むと同じように病気のペットに投与している方が何人もいらっしゃったので、数ある中から良さげなものを探して購入することに。まぁ、使えそうになかったら自分用にすればいいですし。

「dフラクション」に関しては、ペット用で販売されているモノと発売元であるアメリカの会社は一緒だったので問題なさそうでした。
「コロイダルシルバー」はppmの違うものがいくつもあって悩みましたが、お手頃価格でレビューの良いものにしました。
一緒に「アロエベラジュース」も注文。

到着まで2週間くらいかかるかと思っていたら、中3日ほどで到着しました。(海外からの物流も少し落ちついたのかな?)

サプリ追加と部屋からの開放(2021年10月10日~15日)_e0130540_16200197.jpg

そしてこの日は、ひょう太くんが部屋を出て、自分から初めて階段を降りてポン吉やハルちゃんのいるリビングへ行きました。ぽんぽんと軽快な足取りで階段を降りる姿は全く病気のようには見えません。
初めての場所なのに、ひょう太くんは全く動じることなくしばらく探検し、いつの間にか勝手にハルちゃん達のトイレを使っていました。
ポン吉姉さんとも初めてご対面。ポン吉は世界一のビビりなので、これまでひょう太くんの部屋に近づいても入ってくることはありませんでしたが、いきなり目の前に現れたひょう太くんに完全に腰が引け、シャーシャー威嚇しまくっていました。という訳で先住猫たちのほうが委縮して、先に逃げ出す始末でした(洋服を着て変な臭いがするので相当怪しく思ったんでしょうか)

そしてなんと、そのうちひょう太くんは、玄関に置いてあったハルちゃん用のご飯をいきなり食べ始めたのです!
サプリ追加と部屋からの開放(2021年10月10日~15日)_e0130540_16345353.jpg
「え~!それ食べるの~!」とビックリしましたが、よくよく考えてみると、ひょう太くんが元気な時はうちに通ってほとんどこのフードを食べていたことに今頃気が付きました。そう、この子はこれで大きくなったようなものです129.png
(最初からあげておけば苦労はなかったのかも~と思いましたが、これもだんだん食べなくなりました)

こうしてサプリのおかげなのか体調が落ち着いてきたように見えたので、11日からはこれまで投薬していた抗生剤をいったんやめてみることにしました。

サプリ追加と部屋からの開放(2021年10月10日~15日)_e0130540_16345164.jpg
それからは毎日階下へ降りて行ってはポン吉たちにご挨拶し、ご飯を盗み食いしたりしていましたが、そのうち玄関の外でご飯をねだるトラちゃんの声に反応し、鳴き返すようになったのです。
トラちゃんとは昔から仲良しなので、会いたいだろうな、と思って少しだけドアを開けてあげたら、案の定トラちゃんからもシャーと一喝されました。でも久しぶりに他の猫とふれあい、階段を軽快に昇り降りして、表情も良くとても嬉しそうで生き生きしているように見えました。
ただ一つ気になったのは、抗生剤をやめた翌日から、それまで2,3日置きだった空腹時の嘔吐が、5日連続していた事でした。


# by keitycat | 2021-10-25 17:25 | ひょう太闘病記録



甲状腺機能亢進症及びIBDと診断された15歳♀ねこ「のじ」の闘病日誌(2008年1月18日没)と、「りこ」(推定2008年9月1日生/2018年11月9日没)&「ちぃ」(推定2012年5月10日生)の成長記録です。2019年に初の男の子「ハルク」を迎えました。現在はちぃ(ポン吉)とハルクの成長記録をお届けしています。

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