猫痊瘡
半月くらい前に、りこの顎の皮膚が5mm位剥がれてカサブタみたいになっていることに気づき、ちぃちゃんとケンカしたか、どこかにぶつけて怪我でもしたのかなと思ったのですが、特に本人は気にもしていない様子だし、自然治癒しているような状態に見えたのでそのままにしていました。
ところが、昨日見ると、そのカサブタみたいなのが剥がれて2ヶ所円形脱毛していて、おまけにもう1か所黒い塊の大きなカサブタが出来ていたのです。 慌ててネットで調べてみたところ、どうやら「猫痊瘡」という皮膚病の一種らしく、比較的良くある症状のようなのです。 顎の下の毛穴に、皮膚からの分泌物やよごれが詰まって黒いブツブツ汚れになり、そこに細菌が感染すると痒みや脱毛が起こるとのこと。 気を付けて定期的に汚れをふき取ったりして清潔にしてやれば良いらしく、特に重篤な病気ではなさそうでした。 とは言っても素人判断はできないし、脱毛が初めの頃より広がってしまっていたので、かかりつけの病院に連れて行くことにしました。 診断結果はやはり「猫痊瘡」でした。 目の細かい櫛で顎をといてもらうと、黒い塊がごそっと剥がれ、そこから少し出血。 濡れたコットンで拭いた後、軟膏を塗って、抗生物質の注射を打ってもらって処置は終了です。 獣医さん曰く、顎の下は自分で舐めることができないのでどうしても汚れがたまりやすく、痒くなって後ろ足でカリカリしているうちに細菌が入って炎症を起こしたようなのです。 念の為、しばらくはこれ以上足で引っ掻かないように、可哀想ですがエリザベスカラーをして様子を見ることになりました。 これ付けてると、キャットドアを通れないんですよね・・・ それでもあっちこっちエリカラをぶつかりながら、器用に歩いてます。 ちなみに猫痊瘡は、猫間で感染することは無いそうです。 そして猫痊瘡にかかるのは、比較的中年以降の猫に多く見られるとの事です。4歳半でもう中年?人で言うとまだ30代半ばのはずなんですが・・・。 それからこの顎の黒い汚れ、りこがこんなになる前からちぃちゃんにも有ることはわかっていて、というのもちぃちゃんの場合は顎がいつも黒ずんでいて、毛をかき分けたら黒い汚れがこびりついていたので、無防備に寝ている時を見計らって時々取ってあげていたのです。 りこはというと、ちぃちゃんが我が家に来てからというもの、ちぃちゃんを敬遠してりこは私の傍にくることがめっきり少なくなったので、あまりそういった変調に気づいていませんでした。 それがここ1週間程、昔のように私の気を惹こうとして紙切れを破いたり、頻繁に夜お布団に潜り込んだり、昼間でも傍にすり寄ってくるようになって、今回の症状にも気付いたのでした。 きっとりこはそうすることで「おかあさ~ん、顎が痒いよ~」と訴えていたのかも知れません。
by keitycat
| 2013-03-13 13:11
| りこ
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